週末、天気が良いとの事で急遽キャンプへ行く事になった。
しかしスケジュール調整が間に合ってなくて、次男は午前中に習い事、
あきちゃんは歯医者の予約が入っていてそれぞれ出掛けて行った。
私は朝から薪を細かく割り、燃料などの携行品を確認してから車にルーフボックスを
載せて道具類を車載していく。1泊だけだし雨予報もないから薪の量は少な目で
タープを持って行かない事にした。それでもそこそこの積載量があるものだ…

正午にあきちゃんと次男が帰ってきたので、着替えて残りの道具類の車載を済ませたら
いよいよ出発!まずはスーパーへ寄って食料品の買い出しとイートインで食事する。
そして小杉ICから高速道路に乗る。呉羽丘陵の切り通しを抜けると少し霞んだ立山連峰が
屏風のように聳え立っているのが見えた。ゴキゲンなドライブ。
黒部ICで降りてしばらく走り桜並木の美しい堤防を走ったらいつもの墓ノ木自然公園
キャンプ場に到着!

さて、随分と出遅れた感があったので去年とか張っていたところは既に先客がいる。
しかし中程から奥の方は割と空いていて、すんなりと居場所が決まった。
少し奥まったところというのが心配だったものの車を出さなければ問題ない。
隣は県外の若者のグループキャンプかな?丁度ブッシュが目隠しになっていて

都合が良く敷地も割と広々と使えるのが良かった。
気温が高く腕まくりをしながらせっせと設営する。
最初にハンモックを吊ったら子供らは全く手伝おうとしない。相変わらずだな(汗)
テントを建てたらマットや寝袋などを中に放り込んだら子供らはテントの中で遊び始めた。

設営が大体済んだらあきちゃんと次男は散歩に出掛ける。長男はテントで昼寝して
私は椅子に座って文庫本を読んでいた。ゆっくりと時間が過ぎていく…

 



そして夕刻になり焚火をして炭火を熾す。結局今シーズンも熱源に関してのアップデートは
今のところなし…ただ今回炭火の火力の持続で少し不満があった。
グリルを変えるか炭を変えるか次回少し考えよう。
ナイフで根菜を刻んで鍋に放り込んでコンソメで味付け…丸型飯盒でご飯を炊いて、
卓上炭火グリルで肉を焼いて食べる。スーパーで買ってきた焼肉セットの他に
冷凍庫に去年から眠っていたラムロールを焼いて食べた。

晴れているからか夜はぐっと冷え込んでビールという気温ではない。
薪をじゃんじゃん焚いて暖をとり、ケトルで沸かしたお湯がたくさんあるから、
バーボンのお湯割りを飲んでいた。

 


そのうち子供らとあきちゃんはテントに入って就寝準備…
私も火の始末をしてトイレに行ったらテントに入る。

今回無風だけれどゴーッと黒部川の流れの連続音がある。
夜中に起きたらその音が気になるだろうから、イヤフォンをつけて
いつも昼休みに聞きながら寝ている自然の音をエンドレスで流しながら寝た。
あきちゃんや子供らの寝袋は良いんだけれど
私のだけはキャンプを始めた頃に買ったもので快適使用温度ギリギリといったところ…
着込んでいても少し寒かった。それとも薄着で寝袋に入るべきだったのか?

声は聞こえど姿は見えず…見えたらラッキー

 

こんなに小さいのに声は辺りに響きわたる…

 

『ホ~ホケキケキョ!』の声はこの子の個性という事で…

肩のリハビリ予約をしていたから思い切って会社を休んだ。

そうなるとリハビリ以外に何をやるべきか大いに悩ましいが

リハビリに受付や支払いを含めて10:30~12:00まで時間が取られるから

あまりいろいろとする時間はない。
 

とりあえず朝に子供らを送り出してから10:30までは食器の片付けと

スペーシアのタイヤ交換、それから少し楽器を吹いて

信用金庫へ学童保育の児童振替の手続きをしにチャリに乗って行き

その足で千歩川沿いの桜並木を見ておとぎの森へ行って
イオンの横を通って帰ってきた。

午後からもチャリに乗ろうかと考えていたけれど、
この小さな旅でなかなか疲れたから、午後のチャリはやめておこう。

リハビリが終わって帰宅したらすぐにインスタントラーメンを作って食べてから
スペーシアで出掛けた。目的地は上和田緑地公園…その昔一度デイキャンプを

した事があって、今の時期ならお花見キャンプが可能のはず…

実際に到着すると桜が良い感じだった。

 

 

しかしキャンプ場が目的ではなく、トレッキングシューズに履き替えて

双眼鏡とカメラを肩から下げて山の方へ向かって歩いた。

ここの山には戦国の時代に『増山城』という城があったらしい。

その城郭探訪と野鳥探しを兼ねた山歩きなんだけれど、

残念なことに野鳥の出現は渋かった。まあ時期と時間かなぁ?

良い感じの山であるけれど針葉樹が多く見つけにくいというのもあるか…

まあまあ楽しんだ。2時間ほどで車に帰ってきて帰宅する。

 

次のリハビリはまた2週間後なんだけれど、いつまでリハビリ続けるべきかな?

可動範囲は広くなったと思うけれど、まだ後ろとか回らんしなぁ…
 

毎月初めに走行距離を公表していたけれど、あまりの走っていなさに今回は割愛する。

タイヤ交換やってる暇がなかったし、次のシーズンに新しいスタッドレスタイヤに

替えるなら、履きつぶすまで履いていても良かろう…と思っていた事もあり、

ずっとスタッドレスタイヤを履いていた。

しかし嫌になってきたから今朝ノーマルタイヤへの履き替えを敢行する。

今回ニューアイテムが2つある。

一つはやっと導入のトルクレンチ…指定のトルクが掛かるとポキッと首が曲がる

例のヤツだけれど、不安なのでポキッといった後少し締める。

折角のトルクレンチの意味が(汗)

長いから緩めるのもコレで行けるし買って良かったと思った。

 



もう1つは5mmのホイールスペーサーだ。多分純正ホイールのオフセットは+48で

ノーマルタイヤのホイールは+53だと思う。

リム幅も違うから一概にそれが悪い訳ではないけれど、ノーマルタイヤのホイールは

明らかに内側に入っている。別にツライチにこだわりはしないけれど少しだけ

出そうと考えた。ただし2枚のみ購入し、より負荷の低い後輪へ取り付ける事にした。

 



ちなみにこのスペーサーはハブリングの機能もあるので、昨夏につけたハブリングを

外してタイヤを装着する。ホイールナットの掛かりも5mm甘くなるのの心配だけれど、

そこはトルクレンチがある。

増し締めも考えてしばらくトルクレンチを積んでおこうと思う。

丁寧にやったので少し時間が掛かった。あと1輪だけスローパンクの心配がある。

去年タイヤ屋さんでバルブ交換とタイヤのはめ換えを行っても治っていないところを

見ると、ホイールに原因があるのかもしれない。

タイヤのライフは走行距離にも寄るけれどあと1~2シーズンといったところ。

その後はホイールごと変更するか迷うところだ。中古とかも探してみようか?

 

毎年恒例の花見に一家揃って古城公園へと出掛けた。
ちなみに昨夜は夜桜を見に行った。夜桜の場合はレジャーシートを敷いて
登山用の小さいテーブルに、露店で買った焼きそばやたこ焼きなどを並べて
食べるというスタイル…コレだと少し金が掛かる。
日中の場合はキャンプで使っているスノコテーブルとチェアを使って
あきちゃんが作ったおにぎりや唐揚げなどを食べるスタイルになる。
資材はキャンプ用に買ったアウトドアワゴンに積んで子供らに引かせる。

すっかり出遅れた感があり小竹藪はいっぱいかな?と思っていけれど
歩道の輪の中ではなく外に行けばそれなりにスペースはある。歩道から近いところ
に空いた場所があったのですかさず陣取り食べ始める。

 



それにしても良い天気…桜は五分咲き程度だったけれど、日当たりが良い場所では
良く咲いている感じだった。この感じだと来週もまた楽しめるかもしれない。
たくさんの人が行き来していたり、各々お花見を楽しんでいるようだった。

子供らは露店でかき氷を買って食べていた。かき氷よりソフトクリームという気温
だな…2時間半ぐらいで帰宅。楽しい花見ではあるけれどそれぐらいで十分かな。

 


 

仕事も忙しいが今週はそれより夕飯の支度とか大変だった。
スーパーへ行って惣菜とか買って帰れば良いのだけれど、それを良しとしない私…
やはりちゃんと煮るなり焼くなりしたものを子供に食べさせないといけないと思っている。

…といってもレシピは●ッ●パッドだけれど(汗)

さて、今日は練習があるので残業してから、会社の近くのモスバーガーで夕食を

食べてそのまま練習場へと入った。先週の練習は出ていないので演奏会後初めて

吹く事になる。さてどんなものか?先週末の大阪では刺激を受けてきた。

誰が上手で…とかいう事ではなく、『Brassbanding』というか
そういうスピリット的なものに当てられたといったところだろう。

 



俺も奏者だ!

俺ならどう吹く?

そういえば私はもっとふくよかな音を目指したいと思って今日は意識して発音を

いじってみた。今まで何度かやろうとした事はあったけれど身についていない

ところを見ると、これはなかなか高度なのかもしれない。

今回は意識したらいい感じ…それでロングトーンに戻るとしっかりと音が伸びるんだから、

効率良く音も出ているのだろう。良い発見だった!

さて、少ない人数での初見合奏…曲は…レスピーギ『ローマの松』

不思議な感覚だった。聴き慣れているが楽譜にするとこうなんだ…っていう。
前にも一度初見合奏で吹いた事があったけれど、その時はチンプンカンプンだったが

今回は少し様子が違って、食らいついている。

う~む…演奏会でやってみてもいいなと思ってきた。

そして次がヴァン・デル・ローストの『エクスカリバー』随分と久しぶりだけれど若かりし頃に

やった曲なら体が覚えている…と思ったけれど「ありゃ?」みたいのが多かった。

もはや記憶は頼りにならない年代に入っているので、目で見た音符を瞬時に音に

変換する術を磨くべきかと思った。

練習後にゆ~きと10月のコンサートについて話した。
やっぱりいつも通りの事をやっていても面白くないから、楽しい企画を考えないと

いけないと思う。そこでこんなのはどうかと提案したんだけれどどうなることやら?

まずはじめにこのエントリーを『演奏会』カテゴリーではなく『写真』カテゴリーに
分類したい。というのも私はこの演奏会を聴きに来たという訳ではなく、
演奏会中の写真を撮るという目的で参加しているからだ。

今回持ち込んだカメラボディはEOS R6とR7の2台。

前回2018年からコロナを挟んで6年経ったら機材もすっかりミラーレスになった。
ただしレンズに関しては少し予算不足で、望遠側のメインのRF100-500mmの

Lレンズこそ去年購入だけれど、標準ズームは旧態依然のEF24-105mmF4L IS USM

など使用する。今では子供を撮るより野鳥撮影の方へと熱量が移って、

標準域に重点を置いていないという理由だがおいおいレンズの世代交代を進めて

行こうと思う。じゃないと重いからね(汗)

で、機材はだいたい良いんだけれど、体調は最悪だった。
多分胃腸炎か何かだろうけど、昨夜はぜんぜん寝られず朝からも気持ち悪く

腹が張っている。食欲が全くないのに昨夜フロントで朝食券など買い求めて

しまったので詰め込むように食べたのが更にいけなかったと思う。

ホールへの足取りも重かった。途中のコンビニで昼飯を買うんだけれど
10秒チャージのゼリー飲料を2つ買うにとどまった(それすら昼に1つしか飲めなかったが…)

リハーサルも撮るんだけれど、最初しばらく撮ったら途中から客席でダウン…
そんな状態で本番で撮影できるか不安しかなかった。
しかもここは旅先…業務が終われば長旅が待っている。

う~む…ともかく2F席へと荷物を運んだ。今回この2F席はスタッフの為だけに

解放されるという。サイドスポット室は施錠されていたけれど、2F席の幅いっぱい

使えば後ろの方の顔を捉える事は可能だろうと思われた。

移動距離が短くなれば私の負担軽減にもなりありがたい。

開場前に全体写真の撮影…私は全く頭が回っていなかった(汗)ファインダー内

表示を見ながらシャッター釦を押すので精いっぱいで、起立の撮影をしなかった

のが悔やまれる。

開場されて開演まで休憩の間にレンズを目の前に並べておいた。
R6(フルサイズ機)にはRF100-500mmをほぼつけっぱなして
R7(APS-C機)にはRF-EFアダプターをつけてEF24-105mmF4Lと

EF70-200mmF2.8L2という組み合わせを考える。とにかく高感度ノイズを抑える

のにISOが3200以上上がらないようリミッターを掛けたり準備をしておいた。

そして開演!相変わらず体調不良が続いているが、開演中にそのような事を言って

いられない。私にとって好都合だったのは腹の調子が下る方へ行かなかった事かも?

トイレに入り浸りで撮影の機会を逃してしまったらそれこそ何しに来たか分からないからね。

R6は先述の通りほぼ100~500mmという焦点距離の範囲で使っている。
このレンズはとても良く写るので良い写真が量産されるだろう。
R7に70-200mmのズームをつけると35mm換算で112-320mmとなる。

これだと100-500mmの範囲に収まるので意味がないとも思われるが、解放F値が

F2.8というのに意味がある。演奏会の写真なんて画面全域シャープに写るので

だいたいOKであるけれど、大口径レンズならではのキリッとした部分と
ふわっとボケた背景の対比が良かったりもする。

そんな感じでプログラムが進んで行くんだけれど、同じような写真が増えて行くのは

面白くないからカメラとレンズの組み合わせをスワップしてみる事にした。
R7にRF100-500mmをつけると35mm換算で160-800mmとなる。ホールで撮るには

少し光量不足は否めないけれど800mmはなかなかの迫力だった。

私は最近よくこの組み合わせを早朝のウォーキングに持参して野鳥を撮っているが、

小さく素早い野鳥に比べればほぼ動かないステージ上の奏者を撮るなんて簡単だ。

メインの曲が先週私のバンドが演奏した『A Brussels Requiem』Soloでの起立がなく

曲が長いから舞台裏へと移動して指揮者を撮る事にした。

撮影モードは『Tv』奏者に比べれば指揮者はよく動くからssは短くする。

良い写真が撮れたと思う。途中、葬送ラッパのオフステージのCor奏者が入ってきて
図らずも写真を撮れたのは良かった。曲を知っていると時間配分にも余裕があるな…

そして終演…もう最後の方は気力だけで撮っていた。

データをChrome Book(に刺さっているSDカード)にコピーしている間に展開した

機材たちを片付けスーツケースにパッキングしたら1Fロビーに降りた。
打ち上げはキャンセルを申し出て、Chrome Bookの画面を見ながら写真を選んで

抽出しようとするもマシンの性能がイマイチなので写真の表示が遅くイラつく。

そんな時にかぎって知人がいろいろやって来るから挨拶もままならず少し

パニクッてしまった。Chrome Bookなんて買うんじゃなかった…
結局スマホとカメラをWi-Fiで繋いで直接画像を抽出して先行分をお渡しした。

俺の仕事は終わった…

という事で東京組のたかむ~たちとJRの茨木駅へと向かった。

私の切符は京都発新高岡行きの最終電車だったから変更してもらわないといけない。

茨木駅のみどりの窓口の列に並んだものの一向に減って行かないので

電車に乗って京都駅へと向かった。京都駅のみどりの窓口も長い行列だったけれど

コチラの方が処理が速いようだった。
しかし40分並んで次発のサンダーバードが満席だと知らされる。

しょうがなくその次のサンダーバードの座席を確保。

新幹線は座席に余裕があるのになぁ…

 

京都駅…

その後改札内のベンチに座ってしばらく待って無事にサンダーバードに乗り込んだ。
敦賀までは寝ている時間が長かった。そして敦賀で乗り換えるのだけれど、
次発のが福井と金沢しか止まらない速達タイプで、その20分後が私の乗る

各駅停車のタイプのもの…
いちはやく自宅に着くには速達タイプで金沢まで行って、金沢から在来線のあい鉄で

帰った方が良いのではないかと思った。次から気をつけよう。

(実は高岡まで18分ぐらいしか変わらなかった…汗)

という事で何とか帰宅…家族は既に寝ていると思ったけれどあきちゃんが起きてきた。
しばらく話したけれど体が辛いので機材もそのままにさっさと寝る。
まだ排出の動きがないので回復にはしばらく掛かるだろうな…

金管合奏団三毛猫さんの演奏会の写真撮影を頼まれているので
機材をスーツケースに詰めて大阪へと向かう。

昨年10月にも大阪で写真を撮る仕事があったが、あの時はカトリーナのレッスンがあり
機材はカメラのボディーが1台にレンズが3本だけだったので軽かったが、
今回はボディー2台とレンズが大小合わせて7本、それから三脚とストロボを積むので
なかなかの重量だ(汗)

高岡駅まで徒歩で行き、南口からバスに乗って新高岡駅へ…コンビニで食料と

土産物を買い新幹線に乗る。久々に乗る北陸新幹線は今回から終点が敦賀になった。
初めて見る車窓の風景が新鮮だ。それにしても子供らは春休み真っ只中なのに
先週はTSBの演奏会で、今週はコレだから何処にも連れてってない。
何となく後ろめたいぜ…

 



さて敦賀に到着…新しい駅はとても綺麗だがサンダーバードに乗り換えるのに
移動距離が結構ありとにかく流れに乗るしかない。
8分での乗り換えと謳っているけれど無理じゃね?と思った。
在来線ホームに降りるエスカレーターが結構あるので次利用する時は集中を避ければ
もっとスムーズに行けるとは思うが…

新幹線もサンダーバードも窓側の席を取ったけれどどちらも隣に人が座らなかった。
という事で快適な旅ではある。車窓から見える京都はまだ桜が咲いていないようだった。
今年は遅いな…

そして大阪到着!まずはコインロッカーを探すけれど空きが全くない。
大阪駅がダメなら地下に降りて御堂筋線のとこ、それがだめなら阪急乗り場の1F…
しかし結局何所も空いてなかった。しゃーない、スーツケースを転がしながら行くか。

まずは昼飯に新梅田食堂街の新喜楽へ…少しだけ待って入店。

スーツケースが邪魔になるから一番奥の席を指定して狭い店内を

『ごめんなすって』と入って行くと皆さん避けてくださった。有難い事である。

新喜楽の鴨鍋定食はかなり久しぶりで相変わらず美味しかったから
ご飯はオカワリして鴨鍋にダイブして残さずいただいた。

 



満腹になったところで阪急電車に乗って三毛猫さんが前日リハをやっている
伊丹へ向かう。今回交通系ICカードのアプリを入れてあるんだけれど、
初めて使うので不安…『エイッ!』とかざすんだけれど
うんともすんとも言わなかったので諦めてカードのpasm●を使った。どうなっとんじゃ?
神戸線を塚口で乗り換えて伊丹に到着…不思議な構造の駅だ。
まあ終点だからそう感じるのかもしれない。
外に出たら一目散に練習場のホールを目指した。

 



程なくホールに到着…丁度休憩中らしく温かく迎えられたので
中に入ってリハを聞いていく。

ホールの下のリハーサル室…奏者が多く部屋が狭く感じる。
三毛猫さんは今回マス・バンドの形をとっていて
他でやっている方が各方面から月一程度の頻度で集まって練習をされる。
それでいてまとまったサウンドを作っているのだから、各奏者のレベルが高いと
思われる。ただ、先週我々のバンドが演奏したブリュッセルに関しては
少し気後れするところがあるのか、はたまたまだ意識の統一がないのか
難しそうに吹いておられた。なるほど…

 



しばらくしてリハが終わり、練習場を片付けて解散になる。
東京方面から来ている方々を、自らも夫の仕事の都合で東京組になってしまった
たかむ~が宿まで案内するという。私も同じ宿だからついていけば良いのだけれど
今回大阪に来ているのにアレを食べてない…という事で、一人で別行動する事にした。

 



往路の逆順をたどり梅田に帰ってきて地下2Fに降り無事に腹の中に収まった(笑)

 



明日のコンサートは茨木で、終演したら茨木で打ち上げがあり、京都経由で帰るから
梅田の街に戻ってくる事はない。JR大阪駅で家へのお土産としていつものベルギー

ワッフルを買い求めてから電車に乗った。

 



そして茨木到着。ホテルは駅のすぐ前なので楽なものだ。チェックインして
荷物を部屋に置いたらすぐにまた降りてきて5名で居酒屋へ飲みに行く。
私は既にカレーが入っているからそんなに食が進まなかった。まあいいか…

 

 

コンビニでペットボトルのお茶と水を買ってからホテルに戻る。疲れた…服を脱いだら

ソッコーでベッドに入って寝た…

 

しかし疲れているのに寝れない。食べ過ぎなのか胃がムカムカする。

しばらくすれば収まるだろうと思っていたけれど一向に良くならない。

吐こうかな?う~ん…そうやって夜は更けていった。
 

朝から衣装の黒スーツを着込み、楽器が入ったソフトケースを担ぎ
ミュートとその他の荷物が入ったトートバッグを持って出発!
今回の会場は富山駅北のオーバード・ホールの中ホールという事で
電車に乗って行く事にした。駐車料金が不要。切符代が掛かるけれど
うちには月末が期限のあい鉄フリー切符がまだ3枚もあるし
これを使わない手はない…ただ車じゃないと荷物に制限が発生…
今回は録画機は持って行かない事にした。

富山駅で電車を降りたらコンビニで昼飯用のおにぎりとかを買い求めてから
ホールへと向かった。中ホールは少し奥まった場所に立っていた。
TSB発足時に『いつかはオーバードで』とか冗談交じりで言っていたけれど、
一応はかなった形だ(笑)
そしてまだ出来て間もないホール…いろいろ綺麗だ。
楽屋もシックで清潔な感じで居心地が良かった。
舞台セッティングに時間が掛かって待つ合間に賛助奏者の方々と談笑…

その後ゲネプロとなる。今日の感じはどんなもんか?
実は木曜の練習後に録音を聞いたら息が少し遅いと思ったので
土曜に修正を加えた。そういう事も含めてやはり自分の音を客観的に聞くのは
大切なんだけれど今回はあまりやってこなかったな…
あとゲネ中もマウスピースの当たりが強いと気付いて修正した。
普段からしっかり基礎練習を積めばこんな事にはならないのだろうな…
今度からしっかりと基礎練のルーティンを考えよう。

初めてのホール…舞台の大きさや客席のキャパは丁度良いものの
袖はカーテンが吊ってあり背面は簡易の反響板がフロアから立ち上げている。
その反響板があるから少しマシだけれど音響的にはブラスバンド向きでは
ないように感じた。自分の音があまり帰って来なくて他とのバランスもつかみ
にくいから少しタイヘン…特に客席へ向けての立奏では天井に飲まれる感じがする…
ただ火曜と木曜と土曜の練習室、それから今日のホールと全て場所が違うんだけれど
そういう事にビハインドを感じる事なく同じようにしっかりと楽器に速い息を入れて
どっしりとした音を出す事を心掛けた。
ゲネプロが時間の都合上いつもより短めというのはありがたい。
衣装着用でやっているので本番では撮れない舞台上からの写真とか撮れば
良かったのにと少し思った。

 

やべーのが写った…ではなくレンズ汚れてたらこうなった…

昼食を挟んで開場される。私はジャケットを脱いでベストだけ着用してロビーに出て
知り合いと談笑していたが裏に戻るのに扉を開けようとすると施錠されている。
『Why?』新たなホールはその辺のセキュリティーが厳しくてそこを通るのに

チップ入りのパスカードをかざす必要があるという…これはちょっと面倒かも?
まあしかし今回は自前の録音(画)機を立てないし別に良いか…

開演少し間にあきちゃんと次男が客席に入ってくるのが見えた。
長男は来なかったのか…まあ仕方ない。次男は大人しく聴いているようだった。

そして開演!先述の音響の関係でどれ程吹くべきか迷うけれど余分な力が入ら

ないよう丁寧な発音を心掛けて姿勢正しく吹く。自分の吹いた感じより録音に

あまり拾われていないかはたまた意外に聞こえるかは録音を聞くまで分からない。

しかしBaritoneの音を聞き分けれるお客さんなんてほぼいないので、

そういう気遣いは不要な物かもしれない。
ちなみに私が他のバンドの公演を聴きに行ったとしても
自分の知っている曲以外はなかなか聞き分けられないものなのだ。
よっぽど元気に吹いているんなら別だけれど(笑)

第1部3曲目がこの日のメインの「A Brussels Requiem」ゆ~きのMCに少し

考えさせられるところがあった。この曲の背景…言わんとする事、

そして今もまた世界の何処かでテロが起きている事…

 

自分は何を伝えるのにこの曲を演奏するのか?
 

ただ「大変」で終わって良いはずがない。そう思うと目が潤んできた。
コルネットのSoloで曲が始まりいよいよ込み上げて来るものがあったけれど
泣いている暇なんかない。気を引き締めて楽器を構える。

平和な風景に忍び寄るテロリストの足音、それから凄惨な風景、逃げ惑う人々の

悲鳴など、葬送、鎮魂、それから復興、明るい未来…それだけで終わらなくて

最後の忙しいのは何だろうな?

それでも繰り返されるテロに対する断固たる決意とかかな?
この曲に決まったのは去年の暮れだったか?それから3ヶ月しかなかったんだけれど
みんな頑張っている。本番の集中力というか鬼気迫るものがあったと思う。
私はこの曲がこんな短期間で出来るとは思っていなかった。
決して難しいという訳ではないんだけれど、厄介なパートがいくつもあるし
変拍子が面倒くさい…しかし案外サクサクと出来てしまった感がある。
それは各奏者の初見力が高いのもあるだろう
(Perc奏者なんてぜんぜん練習に出てないのになんであんなに敲けているのか…)
あと、この複雑な楽譜を間違わずに指揮を振れるゆ~きにもあると思った。
見事だわ…終曲のテンポがクソ速いのが少し嫌味だったが(笑)
自分的にはいつも練習で当てている静かな部分でミスがあったんだけれど
落ち込んでいる暇など無く次々やってくる難題に立ち向かわなければいけなくて…
といった感じだった。まあ悔やんでもしょうがない。

第二部はマーチで始まってソロ曲が続く。ブリュッセルの練習に時間が取られて
こちらにあまり手が回らなかったのだけれど、今日のゲネプロで初めて『吹けた!』と
思った。出るとこ抑えるとこうまく行ってるか?まで配慮が回ってないけれど
本番が一番いい演奏だった…という事にしておこう。
そしてメインのReverdance…過去に何度もやっているので自分的には問題ない。
ただ最後の立奏はやはり音が帰って来なくて吹きにくかった。

…で、最大の問題がオーラスのMelody Shop…ゲネでも前日リハでもやってないし
確か木曜に最後に一度通しただけで何のフィードバックもなく不安だったんだけれど
このサーカスマーチをそんなにゆっくりやっちゃダメだろ(汗)
という事で汗だくで終演…まあ出し切っただろう。

今回、1月のアンコンの不調もあったし、いろいろ私生活でも忙しくて
自宅では一度も練習せず、また練習を休んだり遅れたりする事もあったんだけれど
出来る範囲で頑張ったと思う。アンコンの不調を引き摺らなくて良かったし
不調に落ちて行く芽を事前に潰して修正できたとも思う。
また次の演奏の機会もやってくる…今回の経験を糧にまた頑張って行こう。

ちなみに今回は打楽器類のトラックへの積込など積極的に動いた。
我ながら『はたらいた』と思う。

あきちゃんと次男と3人で電車に乗って帰宅して着替えたら打ち上げに出るのに
また電車に乗って行く。開宴ギリギリに到着して大いに飲んで食べた。
今回賛助で出て頂いたTrbやまいさんやCorたかひさくんと昔の写真を見て
昔話に花が咲いたものだ。

 

御入団お待ちしております(笑)


二軒目も行って愉快な打ち上げだったが、終電時刻を気にしないといけないのが

難点…次の日が休日なら良いのだけれどね…

昨日の帰りの車で信号待ちの時にとあるドラマの映像を見て考えた。

何らかのプレゼンで火だるまになっている方…ああいうのタイヘンだな。
私もサラリーマンだけれどああいうのになった事があったかな?

そういえば高岡の現場で会議の時に皆の面前で富山のゼネコンにいじめられた
事があったけれど、その後そのゼネコンの下請けがチョンボしたのをきっかけに
地位が逆転…「どないしてくれるん?」と凄んでも良かったのだが

そんな事で事態が収まる訳でもなくとにかくお客さんにだけは迷惑が

かからないよう立ち回った歴史があった。

そもそもお客さんの前でプレゼンする機会は少ない。

私の描く図面にOKが出ればそれで良いというのもあるけれど、

仮に不具合が出たとしてもそれは図面に承認を出した
時点でお客さんにも責任が発生するからかな?

 

というか会社の業務である以上、一人の責任というわけではないから

自分自身を追い込むなんてのはナンセンスだと思う。

 

そんな風に考えるのは責任感がないからかなぁ?

 

昨秋から手掛けていたゴミの選別ラインが出来上がり稼働を待つばかりに

なっているという…しかし選別機のメーカーの調整がつかずまだ動いていない

という。何をやってんだか?プロならしっかりやれよ…と言いたい。